2015年2月24日火曜日

POTTO(ポト)

今はDIYのブランドが多いのかな。デザイナー自らが生地を切って縫って仕上げて納品するというスタイル。

極端な話注文がひとつだった場合、工場に出すより(もちろん受け付けてくれる数ではないけど)自分で作った方が効率や採算がいい。今のDIYのブランドはそういったところからスタートしている事が多い気がする。都合によりDIYになっているのにそこを表立って売りにしているようなのはダメな気がする。




VISITFORで扱っているPOTTO(ポト)は長年DIYを貫いてるブランド。
おそらく普通に展示会などをすればオーダーは沢山入ると思うけど逆に人の手に渡って作られてしまうと意味のないものになってしまう。
大量生産できない思想、発想、クリエーション。ポトの服はそんな服。
そういうと奇抜なデザインを思い浮かべてしまうかもだけどそんな事はなく(コレクションのときは別として)大体の服はシックで着やすいものが多い。

ざっくりしたイメージで言うとわたしの中でポトといえば動物で、それは以前にデザイナーの山本さんと街を歩いていると何かの虫が歩道にいて、踏まれたらかわいそうと言って歩道の端の小さな木まで運んでいたことを思い出す。
ポトの服にはそういった山本さんの優しみみたいなものが染み込んでいるよう気がする。
ブランド名のポトも動物の種類。
DIYのブランドというのはそういった何かしらの意味がなければならないと思う。



昨日久しぶりにポトのデザイナーの山本さんがお店に来てくれた。
作った洋服を持って。
中に袖が動物の顔になったワンピースがありました。名作です。
このシリーズはたまに納品してくれるけどその時によって生地や顔や丈が違かったりします。



ねこ、ねこ、くま





今回はいつもより丈も長めで大人でも着やすいと思った!






後ろが抜群にきれい。
裾がラウンドしていて後ろが前より長くなってます。






ねこ〜

すべて一点ものなのでぜひ見に来て欲しいです。



山本さんです。
春くらいに久しぶりにPOTTO展をしましょうというお話しになりました。今から楽しみ!





2015年2月21日土曜日

寝る前に思ったこと



連日春物が入荷して忙しいんだよ、と話しかけたらお気に入りのサシェを見せてくれた。
優しいなぁ





外はまだ寒いけど、
半袖のワンピースを買ってくれた女の子、ブリーチのデニムを2アイテム選んでくれた人。
まだ入荷してない新しいブランドをチェックしにきてくれたご近所さん。
なんとまぁ嬉しいこと。




店内に新商品が並んでくると気持ちも新しくなってくる。








2015年2月18日水曜日

Twitterと新しいヘアスタイル

「安藤さん(わたしの旧姓)のツイート、わたしに関係あるやつがiPhoneに通知されるねん。すごない?」
QFDの山田さんから会うたびに言われる。関係あるものだけ通知?「QFD入荷しました」や「QFDオンラインショップに載せました」などかと思っていたけどよく聞くとインスタグラムと連動したかわいいP氏の画像などもその中に含まれてるらしい。
「Twitterが関係あるものを選んで通知してくれてる!」と山田さんがノリノリで言ってるけどほんとうにそんな機能があるのか毎度不思議に思ってた。そして今日山田さんに通知されたわたしのツイートは「老化が止まらない」
たしかにこの前遊んだ時"老い"について話したと思う。
Twitterの機能にモンモンとしてる。








先日LIM+LIMの木村さんにカットとパーマをしてもらいました。
似合うヘアスタイルにしてもらってとても気に入ってる。
帰り際にくれたカードが嬉しかったのに嬉しい気持ちが上手く出ず、フワ〜っと受け取って帰ってきてしまった。たまに感情が欠如する。



木村さんは素晴らしい美容師でもあるし、写真を撮るのも上手い。







木村さん×VISITFORの合同作品。衣装はQFD。






2015年2月14日土曜日

パンと服と1616

以前大阪のTOGAで働いていた田中さんが京都の自宅でイベントをするというのを聞いて行ってきました。


[ パンと服と1616 ]
田中さんの友人の服の展示販売や、天然酵母のパンやドリンクのテイクアウト。
バターや乳製品、お肉不使用のランチを1616arita japanのテーブルウエアを使って食べることができるイベント。


ランチはあっという間に定員になってしまって参加できなかったけど気になっていた1616arita japanを揃って見れるということで当日まで楽しみにしてました。





1616 arita japanはデザイナー柳原照弘さんが有田焼の伝統を踏襲しながらもこれまでの有田焼とは異なるデザインアプローチを試みた新しい器のシリーズだそうです。
柳原さんが多様な食生活に対応する「スタンダード」を、オランダ人デザイナーショルテン&バーイングスが「カラーポーセリン」と呼ばれる日本の伝統色を再解釈したシリーズを作っているそうです。
田中さんのパートナーのダビさんもこのプロジェクトを手伝っているそうで実際に普段使っている田中さんとの2人に話しを聞いてどれを買うか決めれたのがとても良かった。

写真で見ているのとはまったく違うリアルな感覚で物を選ぶって大事だな。
どこで買っても同じものだからこそ納得して選びたい。
ふとVISIT FORに来てくれたお客さんにも同じこと思ってもらえるようにしなきゃなぁと思った一日。
その物の良さを伝えれるようにしよう。




そして田中さんオススメ、坂田焼菓子店はとってもおいしくて可愛らしいお店。なんと店主の坂田さんは学生時代にVISITFORの前身のbauhausでアルバイトしてくれてたそうです。
この日は3時過ぎに着いたところお菓子ラスト5個!
もちろん買い占める。
坂田さんのお菓子は手に入りづらい幻の焼き菓子と呼ばれてるそうで以前からとても人気だったそう。
京都にお店が出来てもっと凄いことになりそう。
次回はもっと早い時間に行かなければ!


2月の京都は特別寒かったけど良いものを色々知れて良い休日でした。






2015年2月11日水曜日

つけ襟

去年くらいからじわじわメジャーなものになってきたつけ襟。
以前は古着屋さんなどで見ることはあったけど、茶色くなったレース部分などを見るだけでげんなりするし合わせ方などもピンとこないものだった。

VISITFORで扱っていているwanderclad etc...(ワンダークラッドエトセトラ)というブランドは元々つけ襟がメインのブランド。
発想の根本は旅がテーマとなっていて、旅行のときに持ち運びも便利でスマートにコーディネートできるということらしい。

なるほど。

ワンダークラッドの洋服も基本つけ襟が合うデザインになっている。
たしかにTシャツやスウェットなどカジュアルなアイテムもつけ襟をつけるだけでグンと女の子らしくなるし、ワンピースに襟を合わせるとほんとうに上品。
気取った上品ではなく、あくまで街着としての上品さ。

よくわからないと思っていたつけ襟がワンダークラッドのおかげで納得できるものになって何よりとてもかわいいので少しずつ増やせたらと思ってます。


特にトリコロールのボウカラーとVIVETTAの手のモチーフのものが気に入ってる。



VIVETTAの手のモチーフの襟にはネイビーのスナップボタンカーディガンを合わせるとカラーリングもきれい。




トリコロールの襟は、YAZBUKEYのスウェットを合わせるととても合う。



そしてワンダークラッドの新作が先日VISIT FORに入荷しました。
丁寧に作られたコサージュが可愛らしい襟。
きっとデザイナーの篠崎さんも思い入れのあるものなのだろう。
赤いリボンのBOXに入ってました。

きっと初めて買う時はみんなコーディネートに不安があると思うけど、そんな時は遠慮なく相談してください。











2015年2月8日日曜日

西脇POP


わたしの愛猫、西脇POP

あだ名はP氏、ぴーたまん、ぴーためん、ピーコ、ポプ氏、P神、ピッ
など。


あくまでファッションBlogにしようとしてたのにすぐこれだ。





せめてものファッション要素
猫セーター

今日は寒いし、早く寝よう。







YAZBUKEY

着回しできるとか、毎日使えるとかそんな野暮な考えとは無縁のブランド、YAZBUKEY(ヤズブキー)。

ジュエリー、バッグなどヤズブキーのアイテムは確立された世界観があってかっこいい。











↑  15SSのヴィジュアル。
どっからどこまでが商品なのか分からないけど雰囲気でつい何か欲しくなってしまう。

トリコロール、絵描き、パン、ジゴロ、タバコ、スーパー「タチ」、ニュースペーパー、メトロ…
いわゆるパリのイメージをポップに表現した今回のコレクション。

中でもとってもときめいたのはカラーパレットをモチーフにしたミニバッグ。



パレットだ。。
子供の頃、絵画教室に通っていて必死に絵を描いていたのをぼんやり思いながらこれは持っていたいと思った。
そうヤズのアイテムは何かと合わせたいとかではなく、欲しい!持っていたい!という感覚。
たまにはこういう買い方も気持ちがいい。




あと先シーズンの中から時計の丸型バッグ。入荷と同時に欲しかったけど一点ものだったので数ヶ月ガマンしてやっと買えた。



セレブブローチ。
イブサンローランとウッディアレン。
チッチョリーナも欲しいなぁ。
服にバシッとつけたい!

この辺りはパクリ商品の出回りがすごいですね。
ギャルショップやアメ村なんかで見るのは慣れっこだけど、個人のアクセサリー作家さんみたいな人が作ってるのを見たときは「ひどいな」と思ったよ。

ワンシーズンにひとつコレッていうのをチョイスして集めたくなるヤズブキー。
来月の15AWのコレクション発表も楽しみ。




そしてYAZBUKEY for shu uemura というコラボレーション企画があるみたい。3月21日発売予定。
今から楽しみ。






2015年2月7日土曜日

QFD

QFDのデザイナーの山田さんとは約10年前からの友人。出会った頃は2人とも東京に住んでいて自転車で30分の距離の場所にお互い猫と暮らしてました。
今は2人とも大阪で、やっぱり自転車で30分の距離にお互い猫と暮らしている。
年齢も近くてとても仲良し。
ここ一ヶ月はお互いただ「寒い」という理由で会ってないけど。。
気心もしれてて仲良しだけど、常に一目置いてる存在。
なぜなら不定期で発表するQFDの服は買いやすい値段で毎回欲しい!って思うものが沢山あるし、実際お店でも幅広い年齢層にとても人気。
リトルモアから出ている山田さんの著書「株式会社家族」も面白ろすぎと思ってるけどそれはまた別の機会に。



QFDはだいぶ前に大阪と原宿にお店もあったので根強いファンが多く、昔から知ってる人は同世代の人も沢山いて嬉しい。
VISITFORでQFDを知った人は若い人が多そう。インスタグラムなどでかわいく着てくれているのを確認すると、それはそれで嬉しいしありがたい。


特に今シーズンは袖のボリュームにインパクトがあるニットシリーズが個人的に良かった。
袖のデザイン、着丈のバランス感などとても好み。
プルオーバーのトップス、カーディガン、ワンピースの三種類。




ワンピースの黒を買いました。
インパクトがあるけども単色なので意外と気負わずストンと着れる。



袖の段々がかわいい。



裾はペチコートみたいのを重ねて着てます。そのままでも膝上で良いバランスだけどなんとなく膝丈くらいが今好きで。


カーディガンも良いなぁ。。


長くブランドを続けているのに古臭い感じが全くなく、常に新しいお客さんにも受け入れられるQFD。
そんなブランドってありそうでない。
置いているショップも少ないので気になる方はぜひ見にきて欲しいです。



2015年2月5日木曜日

ごあいさつ

最近はブランド検索やインスタグラムからお店を知ってもらう事が多くなってきて、大阪という場所にあるのにもかかわらず東京や名古屋、福岡など日本各地、はたまた世界中からお問い合わせをいただくことも増えてとても嬉しいです。

オンラインショップのご利用はとても嬉しく、これからニーズが今まで以上に増えるのも承知してるのですがお近くの方や大阪観光の時に気軽に実際のショップに寄っていただくことが増えたらもっと嬉しいと思い、少しでもショップの雰囲気や、なんで今このブランドをセレクトしているのかなどを伝える窓口になったらと思いブログを始めます。

お店のブログと違う点はおそらく、商品やブランド、そのデザイナーについて個人的に思うことを言葉にしていこうと思うあたりです。
(お店のブログはどうしても商品のご紹介が多くなるかな)

オンラインショップで自分のペースでお買い物をするのもよいですが、実際に手で触れて素材感を感じたり、色々なコーディネイトを試着してみたり、着ないと思ってたのが似合って新発見があったり、なにより楽しく話しをしながら買い物をするっていうのはほんとうに楽しいことだと思います。

VISITFORは小さな個人店です。
気軽に立ち寄ってもらえたら嬉しいです。