極端な話注文がひとつだった場合、工場に出すより(もちろん受け付けてくれる数ではないけど)自分で作った方が効率や採算がいい。今のDIYのブランドはそういったところからスタートしている事が多い気がする。都合によりDIYになっているのにそこを表立って売りにしているようなのはダメな気がする。
VISITFORで扱っているPOTTO(ポト)は長年DIYを貫いてるブランド。
おそらく普通に展示会などをすればオーダーは沢山入ると思うけど逆に人の手に渡って作られてしまうと意味のないものになってしまう。
大量生産できない思想、発想、クリエーション。ポトの服はそんな服。
そういうと奇抜なデザインを思い浮かべてしまうかもだけどそんな事はなく(コレクションのときは別として)大体の服はシックで着やすいものが多い。
ざっくりしたイメージで言うとわたしの中でポトといえば動物で、それは以前にデザイナーの山本さんと街を歩いていると何かの虫が歩道にいて、踏まれたらかわいそうと言って歩道の端の小さな木まで運んでいたことを思い出す。
ポトの服にはそういった山本さんの優しみみたいなものが染み込んでいるよう気がする。
ブランド名のポトも動物の種類。
DIYのブランドというのはそういった何かしらの意味がなければならないと思う。
昨日久しぶりにポトのデザイナーの山本さんがお店に来てくれた。
作った洋服を持って。
中に袖が動物の顔になったワンピースがありました。名作です。
このシリーズはたまに納品してくれるけどその時によって生地や顔や丈が違かったりします。
今回はいつもより丈も長めで大人でも着やすいと思った!
後ろが抜群にきれい。
裾がラウンドしていて後ろが前より長くなってます。
ねこ〜
すべて一点ものなのでぜひ見に来て欲しいです。
山本さんです。
春くらいに久しぶりにPOTTO展をしましょうというお話しになりました。今から楽しみ!